住宅に対しては賃貸派もおられれば、持ち家派も居られます。転勤の多い方には、持ち家が欲しいものの、転勤時に売買など厄介だとして賃貸を選択しておられる方も多いでしょう。
しかし、転勤族と言えども、賃貸で家賃を払い続けるのがもったいなく、可能なら持ち家をと考えておられるなら、タイミングを計って思い切って住宅を購入する手もあるのです。
万が一、転勤で住宅を手放す必要がある事を考えれば、新築ではなく築浅の中古住宅を選択すれば、1年でも住めば売却時に新築ではなく中古となり、大幅に値が下がって損する事も防げます。
また住宅ローンを組む場合も、一生住めるかどうか流動的なら、無理をしたローンではなく、十分余裕を持ったローンを組める範囲の中古住宅を選択すると言うのが賢明でしょう。
万が一、転勤で住む事ができなくなっても、賃貸として貸せば、ローン返済も可能でしょうし、売却するにしても、抵当権抹消のために、つなぎローンは必要ですが、思っているほど大変な事ではありません。
いずれにしても、自由に選択肢を持てるようにするためには、返済能力の70%程度に借金を少なめにする事が肝要です。
こうして、子供の教育の関係で、転勤時は単身赴任しても良いというタイミングで、終の棲家をここにすると決めた時に、住み替える事を考えれば良いでしょう。